2人目を欲しいと思ったのは、かめ太郎を産んですぐのこと。
いろいろと大変だった妊娠と出産。
かめ太郎を妊娠することに至るまでの夫婦の問題。
妊娠がわかってからの生活。
入院、退院。そしてまた入院。
ようやく授かった小さな赤ちゃんに会うことも、抱くことも出来なかった数週間。
私、早く2人目を産まなくちゃ…。産めなくなる。
そんなことを考えたのは、生まれたばかりのかめ太郎に会えなかった日のことでした。
かめ太郎を妊娠するまでには、さしたる苦労はなかった。
ただ毎月の生理がかなりきつくて、痛みもひどく、出血量も多かった。
何度か婦人科通いもしたけれど、治ることは無かったし、原因も見つからない。
基礎体温をつけても、高温期も低温期もなく、バラバラの折れ線グラフ…
「私、無排卵月経なのかもしれない。」
と密かに思っていた。
「きっと自分の赤ちゃんに会える。」
そんな風にも思っていた。
だから結婚して、すぐに赤ちゃんにとりかからないといけないってすごく焦った。
「数年間は、2人でいようよ。」
ダンナ様は、そう思っていた。
私も、若かったらそうしたい。そうしたいけど、私はダンナ様よりも4歳年上。すでにその時32歳。
残されている時間は、少ない。
数年を2人で過ごしていたら、私は完全に高年齢出産になる。
その前に、その前に2人、産んでしまいたい。
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